GWファシリテーション大学 2012のご案内

ゴールデンウィーク前半の4/28から30日に、GWファシリテーション大学 2012にて、ワークショップをやります!


僕は、3つのワークショップを担当しています。

一つ目は「感じることを知ろう」というテーマ
メタ認知ー感じていることを感じる/伝える/知るためのボキャブラリーを豊かにしていくことで、感覚・感情の変化をより細かく感じ、感じ方のパターンを知り、自分や他人との対話を豊かにしていくワークをやります!



二つ目は「未来のビジョンを描いてみよう!」というテーマ
楽しかったこと、ワクワクしたこと、夢中になったこと…。アタマで考えるだけでなく、手を動かし、イメージしながら、あなただけの未来のビジョンを描きます。



三つ目は「あなたはどんな風に話を聞いてるの?」というテーマ
ペアになって会話を行い、録音した音声を聞返しながら、聴き方による話し手への影響、話し手の感覚や感情の動きを観察していくワークをやります!



日常的なコミュニケーション、人と安心して関係をつくり、本来の自分の感じていることを伝え合う/認め合い、本来の自分として生きていくために必要だと僕が感じる3つのテーマ。みなさんと共有してみたいと思っています。

定員20名、最少遂行人数12名のところ、まだ申込は数人という大チャンス。ピンと来た方は、ぜひ参加してくださいね〜。

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ワークショップ リコ プレゼンツ!!
愉快なアクション・スクール
GWファシリテーション大学開催!!


様々な問題が複雑に絡み合っている今、問題の周辺にいる人たちそれぞれがお互いの力を出し合って、解決する技術が必要になってきました。リーダーは、メンバーの力を引き出すことが求められ、「ファシリテーション」という技術が助けになることが分かってきました。
このような流れの中で、企業やNPOや行政での講座や研修、震災復興支援施策まで、ファシリテーションが取り入れられています。


お互いの違いを認め合い、活かし合うことに、貢献できる技術であるファシリテーション


講師の方々も、それぞれ個性的な面々です。
今回のテーマは、「自分の至福の追求から始めるファシリテーション」です。自分の好きなモノやコトは一体なぁに?から始まるファシリテーション講座です。


もちろん、ファシリテーションを知らない人も、十分学べる内容になっています。
GWのまとまった時間にゆっくり、じっくりファシリテーションの感覚を身にしみ込ませたい人、こんな機会じゃないと普段はなかなか講座とか受けられない人、 もう少し引き出しを増やしたい人 ぜひ、本大学にいらして下さい。


講師6人の講座を堪能できる三日間をお届けします。

講師:福島毅/後藤真/田中絢也/栗林賢/しらたひろこ/菊地敦子


2012年4月28日
今さら聞けない 「ファシリテーション初級・体験講座」
  〜 っていうか、、「ファシリテーション」って何?〜


■ワークショップ1:「こころのふろしきを用意するワークショップ」

今回のプログラムで感じたことや気づいたことをしっかりとお土産として皆さんの日常に持ち帰ってもらうために、最初のプログラムではお持ち帰り用のこころの「ふろしき」を用意する、そんな時間を皆さんと作れたらと思っています。



■ワークショップ2:「感じていることを知ろう!」

感じていることを感じる/伝える/知るためのボキャブラリーを豊かにしていくことで、感覚・感情の変化をより細かく感じ、感じ方のパターンを知り、自分や他人との対話を豊かにしていきます。



■ワークショップ3:「未来のビジョンを描いてみよう!」

あなたはどんなことをしている時に幸せを感じますか? 楽しかったこと、ワクワクしたこと、夢中になったこと…。アタマで考えるだけでなく、手を動かし、イメージしながら、あなただけの未来のビジョンを描きます 。





2012年4月29日
使える!ファシリテーターのための「コミュニケーション・スキルアップ講座」


■ワークショップ1:「あなたはどんな風に話を聞いてるの?」

ペアになって会話を行い、録音した音声を聞返しながら、聴き方による話し手への影響、話し手の感覚や感情の動きを観察していきます。聴き方についてに話し手と聴き手が一緒に振返り、聴き方とその影響に関する意識を高めていきます。



ワークショップ2:「手ごわい相手のロールプレイ」

手ごわい相手(場を支配する人、場を無視する人)にどう対処するかの実践
手ごわい相手のエピソード(参加者ダイアローグから拾う)



ワークショップ3:「そもそも会議」

「お金のいらない国(長島龍人)」をテーマに そもそも会議
 ”そもそも会議”概略説明・ルール説明
 そもそも会議本編
 リフレクションとダイアローグ「お金のいらない国」に近づくために。





2012年4月30日
自分自身とちゃんと対話してみる「セルフ・ファシリテーション基礎講座」
〜大切なひとを大切にするための、「ジブンコ」ワークショップ 〜


ワークショップ1:「ジブンコ」

ジブンコは、自分自身と
「向き合う」→「話し合う(聴き合う)」→「やり直す」ためのツールです。
ジブンコとの出会いや再発見を通して、自分自身との対話(セルフ・ダイアローグ)
を楽しみたい方、ご参加をお待ちしてます♪




ワークショップ2:「クロージング」




会場は、都内から宇都宮線普通で約1時間半のところに有ります。
(最寄り駅:JR宇都宮線石橋駅、駅からバスで10分程度)
駐車場も有りますので、ちょっとドライブ気分でぜひ!!
(最寄りIC:宇都宮・上三川、インターおりて10分ほど)
高崎方面から車で約1時間!!(高速で)


近くのビジネスホテルはシングル素泊まり1泊4300円から
広い空に静かな夜付きです。


日時:2012年4月28日(土)29日(日)30日(月) 10:00〜18:30
会場:栃木県内某所(お申し込みされた方に、個別にお知らせします)
参加費:
4/28 9900円 4/29 9900円 4/30 6600円
通し:26400円のところを23850円
詳しくはこちら!!
http://www.re-co.ws/u-act/school_2012GW_univ.html



講師
福島 毅(ふくしま たけし)
千葉県立東葛飾高校情報科•理科(地学)教諭。教科「情報」を教える傍ら、対話や問題解決を中心としたワークショップを企画•運営。柏まちなかカレッジ副学長。


後藤 真(ごとう まこと)
臨床心理士福島県福島市生まれ。10年におよぶ長期アメリカ留学(フェアフィールド大学院教育学部夫婦家族療法研究科修士課程修了)を経て2002年に 帰国。現在は地元福島に拠点を置き、ジン・リキ ファシリテーション代表として全国的に活躍中。コミュニケーションのスキルアップをテーマとした、シンプルで深いワークショップには定評がある。プロのファシリテーショングラフィッカー、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー桜の聖母短期大学講師としての顔も持つ。


栗林 賢(くりばやし さとし)
感性開拓研究家/感性開拓コーチ。慶應義塾大学SFC研究所研究員/大学講師(横浜美術大学湘北短期大学文教大学)。自らが感じていることを感じる”メタ認知”の実践研究を通して,自分の声を聴き,自らを突き動かす要素に気づくことで,自分に合う/自分を高める/自分を活かす生活を創造していく生き方を探究している。 インタビューやカウンセリングの聴く態度や方法を学び,対話相手の感覚感情の変化を捉えることも実践している。言語/身体/芸術表現を通したアウトプットを通して,自らの感覚や感情の変化に気づき,感覚や感情をより素直に伝え合いながら人間関係を築く方法を探求している。


田中 絢也(たなか じゅんや・じょなさん)
田中絢也(たなかじゅんや・じょなさん) 青山学院大学大学院社会情報学研究科の社会人向けプログラムにて参加型の場づくり手法やファシリテーションを研究するしながら、東日本大震災の復興支援に取り組むアメリカのNGOのプログラムオフィサーとして勤務している。 高校時代にユニセフの活動で世界会議に参加するなどし、高校卒業後アメリカの教養大学にて心理学を専攻し卒業。 日本に帰国し、環境、開発、人権問題に関する若者向けの会議やイベントの運営に携わる。 共感や内省をキーワードとして場づくりに取り組んだり、質問の仕方やアイスブレイクなどについて研究しています。


しらた ひろこ
ネイチャーセラピーワーカー/ビジョンプロデューサー/シュタイナー土曜学校教師/学生時代より子ども会シニアリーダーの活動を通じて子どもや自然と関わる。大学で児童文学を専攻する中でシュタイナー教育と出会い、教員養成コースで学び始める。平日はマーケティング会社でクリエイティブディレクターとして働く傍ら、週末にシュタイナー土曜学校で小学生の子ども達を指導している。マーケティング、心理学、アートセラピー、ネイチャーゲーム等の手法を用い、各種ワークショップ・セミナーを開催。フィールドを活かしたワークや、参加者の気づきを深めるシェアワークを得意とする。


菊地 敦子(きくち あつこ)
宇都宮愉快市民。幼少時代からダンス、中学から合氣道で汗を流し、デザインや造形作品を作りながら、現在も愉快な日々を送り続けている。ワークショップやファシリテーションは2009年からBe-Nature Schoolや日本ファシリテーション協会で学び始める(現在も継続中)。冬は赤の革ジャンがトレードマーク。ワークショップ リコ代表 としてファシリテーション講座やまちづくり系イベントの企画等を開催している。

GWファシリテーション大学 2012 「感じることを知ろう」詳細

今、自分は何を感じている?
自分が感じていることをより豊かに細かく深く感じられるようになりたい。

感じていることを感じる/伝える/知るためのボキャブラリーを豊かにしていくことで、感覚・感情の変化をより細かく感じる方法を実践していきます。

このワークショップは、こんな方に向いています。あるいは、こんな方の参加をお待ちしております。
・相手の気持ちをよりよく感じられるようになりたい方/聴けるようになりたい方
・自分の感覚/感性/直感をより豊かにしたい方
・自分の心の声をよりよく聴きたい方

感覚感情を認知・表現するための言語表現が豊かになることで、ソムリエなどのように感覚対象をより細かく感じ分けることができるようになります。感覚の微妙な違いに気づくことができます。

・誰かから言われたことではなく、自分の感覚に従って生きていきたい方
・自分の感情にふりまわされたくない方/自分の感情を捉えた上で修正していきたい方
・よりよい感情やその感情を生み出す状況を引き寄せたい方

自分の感じ方の癖/パターンに気づくことができます。
もしその感じ方をしたいなら、どういう時にそう感じているのかを知ることで、引き寄せたい感覚感情にむけて積極的に行動することにつながります。
もしその感じ方をしたくないなら、そう感じていることに気づくことで、その感情が暴走するのにブレーキをかけたり、その感じ方やその感じ方を生むような状況を意識的に避けることにつながります。

・人とのコミュニケーションにおいて、自分の感じていること/思っていることがうまく伝えられずにもどかしい気持ちになったことがある方
・自分の気持ちをよりよく伝えられるようになりたい方

自分の感覚感情をよりよく伝えられるようになります。コミュニケーションや人間関係を豊かにすることにつながります。

お申し込みはこちらから!
http://www.re-co.ws/u-act/school_2012GW_univ.html

GWファシリテーション大学 2012 「あなたはどんな風に話を聞いてるの?」詳細

対話に対する視力をあげる:自分が普段どのように話を聴いているかに気づくワークショップ

ペアになって会話を行い、録音した音声を聞返しながら、聴き方による話し手への影響、話し手の感覚や感情の動きを観察していきます。聴き方についてに話し手と聴き手が一緒に振返り、聴き方とその影響に関する意識を高めていきます。

故カールロジャース博士が開発したパーソンセンタードアプローチと呼ばれるリスニングの態度を体得したカウンセラーを養成するために、日本で工夫された訓練方法”ミニカウンセリング"の方法に習って、自分たちの聴き方や対話に関する感度を高めていきます。
また、声による外化による無意識的な感覚感情の表現とその認知を研究してきた知見を活かして、言葉だけでなく声や間の変化から、話し手の感覚感情の変化を観察していきます。

1.15分間、語り手と聞き手に分かれて会話を行います。
その様子を録音します。

2.録音記録を聞返しながら、聴き方による話し手への影響、話し手の感覚や感情の動きをていねいに観察していきます。

3.自分達の「聴く」姿勢、自分自身の聴くことについてていねいに振返ります。

*本来は音声を文章に書起して観察していたった方がいいのですが、時間の制約上、今回は音声で振り返ります。後日、逐語録に起こして再度集まってもいいかもしれません。

このワークショップはこんな方におすすめです。
・自分の聴き方の違いによって、話し手の話や気持ちがどう変化しているのかを知りたい方
・よりよく相手の話を聴けるようになりたい方
・相手の話を自分の価値観や解釈で捉えるのではなく、ありのまま聴けるようになりたい方
・相手の気持ちを理解したい方
・相手の本当の気持ちを引き出したい方/本当の気持ちと触れ合いたい方/響き合いたい方/相手の大切なあり方や人生に出逢いたい方
・本当の相手と本当の自分が出逢いたい方
・安心して本音/本当の気持ちを話し合える場をつくりたい方
・相手を批判否定するのではなく、共感・尊重的な聴き方を身につけたい方

お申し込みはこちらから!

「感じることを感じるワークショップ」についての想い

今度やる「感じることを感じるワークショップ」についての想い、つらつら書いてみました。

感じることを感じる

思考ではなくて
感覚を意識するとね

違和感とか
しっくり感とか
理屈では説明できなくても
自分の中にあるこの感覚に沿って生きていくと、間違いなかったりする。
自分の思考/意志を超えた流れというかね、直感というかね。

そんな自分の感覚をより豊かに感じられるようにしよう。


感じているけど気付いていないことを認知できるようにすること

感覚も言葉を通して認識している
この言葉が限られていると、自分が感じていることの機微に気付きにくい。
無意識に、知っている言葉に世界を感覚する幅が認識する幅が縛れている感じがする。
表現する言語を豊かにすることで、自分の感じていることをより豊かに細かく深く感じて観たい。

その鍵となるのが、感覚や感情を表す言語。
まずはシンプルに感覚感情を表すボキャブラリーを増やしてみたい。
それによって、自分の感覚に対する認識や、感覚を通して入ってくる世界の認識が、変わってくる。
観方を変えると、世界は簡単に入れ替わってしまう、そんなことを10代の頃から感じていた。
感じ方を豊かにする、認識を豊かにすると、白黒だった世界が一気にカラフルで輝いた世界へと変っていく。

例えば、色の認識
12色しか言葉を持たないと、それ以上分けてそれを感じることができない。色の日本名などを知り、赤の中にも様々な色を表現する言葉をすると、それらの色が感じられてくる。

例えば、味の認識
ソムリエはワインの味を「〜〜〜のような感じ」と比喩でそれを表現する。感覚的で共有が難しくても、感覚している人にとってそれは「〜〜〜のような感じ」以外のなんでもないんだ。
水を飲むだけで、その水が何処から来ているのかがわかるテスターの人は、水を透明度や色で表現する。物理的な色ではなくて、感覚的なものだったりする。

例えば、雰囲気の認識
人の雰囲気を色で感じるということができる友人がいる。
興味深いなぁと思って、その表現方法で人の雰囲気を捉えるようになった。
なんとなくだけど、色の違い、明度、彩度、透明度、ツヤなどの質感を感じられるようになった。

言語や表現を得ることで、世界を感覚すること自体が変っていく。

それは感覚や感情に対してもそう。
自分の感じていることを表す言語を得ることで、より豊かに細かく自分の感覚の違いを捉えられるようになる。


今自分が何を感じているのか。
そしてどんなことがあると、どう感じるのか。
つながりたい感覚感情はどんな時に起こるのか、その因を知ることで、それを積極的に引き寄せることができる。
つながりたくない感覚感情は、意識的に避けることができる。
これらに気付いていくと、日々の行動が、大きくいうと人生が変ってくる。

シンプルだけど、とっても大切なこと。

日々、自分の声と聴き、
自分の感じていることを感じるための、
ボキャブラリー
いわゆる言葉じゃなくて、色、絵、音、身体表現など、いろんな言語表現があるけど、今回はいわゆる言葉にフォーカスしてみたい。

自分の中心感覚とつながるためのボキャブラリーちょっと増やしてみませんか。
それによって、明日からの世界の感覚が、世界の認識が変るかもしれません。


これは、あるがままの自分として、人生を至福で満たしていく、そこにつながる根本的な方法だと僕は考えています。
本当の自分として生きられない、ストレスや閉塞感から解放して、皆が本当に明るいエネルギーに満たされていたらね、そんなに誰かを攻撃したり、傷つけたりしなくなると思うんだ。だから、至福に満たされて優しさと穏やかさで満たされた人が増えると、その人の周囲は平和になる。そんな人を増やしていく、「優しい革命」だなぁって感じてる。

今、自分の感覚を感じて観て、
ワクワクやゾクゾクなど感じた人は、
ぜひ参加してください。
この感覚を、みなさんと分かち合ってみたいです。

お申し込みはこちらから!

「嬉しい」という気持ちを表す言葉表現

「嬉しい」時にね、「嬉しい」という感じを「嬉しい」という言葉で表現する。
この「嬉しい」という言葉だけじゃ、その時の自分の感覚感情を表現しきれなくてもどかしいんだよね。
でもいつのまにか、今あるその「嬉しい」という言葉に頼ってしまってね、「嬉しい」という辞書的な意味以上に自分の感覚感情を感じようとしなくなっちゃう。

そうじゃなくてね、その時の感覚感情の細かい違いを変化を感じたいんだよね。

友人がしてくれたある話が今も心に残っている。
子供たちが自分の気持ちを表す新しい漢字をつくってみた時の話し。

ある子が、「嬉しい」という気持ちをこれだ!というくらいオリジナルの漢字にできてわっていい顔したのに、他の人に見せても伝わらずにすごく悲しい顔をしたらしい。
でもこの時のオリジナルの感じは、その子にとってもその時の唯一の「嬉しい」を表現できたものなんだよね。一般化した「嬉」という感じ以上にね。
このとき、この子は自分の気持ちを表現しようとすることで、自分の気持ちを細かく感じとる必要があった。

表現するには感じる必要がある

言葉で表現しようとして、
その時の感覚感情としっくり合うか
合わなければいろんな言葉を組み合わせていくというプロセスで
その時の感覚感情をより細かく深く感じ取る行為が自ずと生まれてくる。

今ある言葉にただ頼るのではなくて、
自分の感覚感情を中心において、それに合う言葉を探していく。

「嬉しさ」の微妙な違いを感じながら表現してみる

苦しみを乗り越えた後に自ずと涙が流れてくるような嬉しさ

すかーっと気持ちよく解放されたような嬉しさ

大好きな人と触れ合っている時のような安心感と幸福感と興奮が混ざったような嬉しさ

いろんな嬉しさがある
もっとある

感覚感情を表すボキャブラリーを豊かにすることで、その時の自分の感覚感情をより細かく豊かに感じられる。

さらにそれによって、自分の感覚感情を相手に伝えることにつながる。
他者と分かり合えるためにも、感覚感情をより豊かに表現できるようになりたい。
それによって、その時の自分の根っこにある感覚感情をストレートに伝えることができたら、少し他者ともっと通じ合って仲良くなれるんじゃないか。

そんなことを感じています。

この経験を多くの人と共有してみたい。

相手をありのまま聴くこと→ありのままのその人でいられる安心できる場を結するー自分の周りに平和が訪れますように。

ありのままのその人でいられる安心できる場を結するー自分の周りに平和が訪れますように。

なぜファシリテーションにおいてリスニングを取り上げるの?
ファシリテーターとして、テクニックとか力で相手の話を引き出す以前にね、相手が自ずと大切なことに触れる話をしてくれるような、安心できるような場をつくる、安心できるような信頼関係を築くことが大切だと思うんです。

ファシリテーターはもちろん、人と関わる人、人と触れる人、つまりあらゆる人にとって大切なことだろうと感じています。
家族や友人とのコミュニケーションとか、日常会話において、相手の話をちゃんと聴けること。

逆に聴いてもらえなくて、さみしい思いをしたりね。だから、強く主張することになるんだけど、主張すること=認められようとすることは、相手にとっては土足で自分の中に入ってこられるような感じになって、つい壁をつくっちゃう。となると、わかってほしい、認めて欲しいというはずの行為が、逆に相手に壁をつくり、時に防御本能で相手が反論や主張をしてきて、今度は自分に壁をつくらせることになる。

お互いがちゃんと話を聴いて、気持ちの変化を感じ取り合えれば、主張しなくてもね、無理して努力しなくてもね、争わなくて、傷つけ合わなくてよくて、分かり合えて、仲良くなれるんじゃないかな。

まずは自分が相手の話をありのままに聴けるようになること。
そうすると壁が溶けて、気持ちを解放してくれる。そこで自分の気持ちを素直に話せば、すっとお互いが入っていける感じがする。


まずは安心できる場を決すること。
安心できる信頼関係を築くこと。


世の中は、自分の話が批判/否定されたり、無視されたり、相手が自分の考えを塗り替えようとしてきたり。言ってみれば、危険がいっぱいで壁を作らざるを得ない場面が多いように感じる。

思考レベルでの話だと、批判されたり、無視されたりしても、そこまで痛くない。
でも本当の自分の感覚や感情を、在り方に触れるような大切なことを話しているのに、それを批判されたり、無視されたりすると、本当に傷つく。
傷つくのが恐いから、無意識的にもそういう大切な処に触れる話をしなくなっていたりする。
壁をつくって、蓋をして、もう出てこなくなっちゃった自分がいる感じ。

ミニカウンセリングで、この聴き方/聴くことに対する観察の方法を教わった、くにちゃん(橋本久仁彦さん)が僕の聴き方について言ってくれた言葉が心に残っています。
会話の始まりに、どんなふうに聞くかを宣言する契約のようなやりとりについて、
契約というより、結座というかね、結界をはるみたいな、すごく儀式的なものを感じるね、
というようなことを言ってくれました。

安心できる結界を張る

とてもしっくりくる言葉だった。


15分間の会話ならこの15分間は安心できる場として結する

僕がつくろうとしている自由な学び場であれば、その場所は安心できる場として結界を張る


相手を支配、侵さずに、ありのままに聴ける人が増えたら、その人の周りは安心できる結界が貼られる。安心できるから、その人の周囲にいる人は本当の気持ちや存在に触れる話ができる。ありのままのその人でいられるようになる。その人の周りが平和になる。

地道にこういう聴き方ができる人を増やしていくことは、平和につながる、
優しい革命だなって。
続けていきたい。広めていきたい。

自分の周りに、みなさんの周りに、平和が訪れますように。

気持ちが反応した人はぜひ参加してもらえたら嬉しいです。

GWファシリテーション大学2012
「あなたはどんな風に話を聞いてるの?」

お申し込みはこちらから。