年末のワークショップ合宿にむけたメッセージ:大切な人と自分が感じていること/大切にしていること/これからやろうとしていることを共有し、本当の自分と本当の相手が出会う

夫婦、恋人、親子、兄弟、家族、友人、仲間、同僚など大切な人、より仲良くいい関係を育てたいと感じる相手と参加してもらえると嬉しいです。


この合宿ワークショップのために、オリジナルのワークブックを作成しました。

このワークブックは、用意した問いに答えたり、実践をやったりすることで、自分の声を聴き、本当の自分と出会うことができるようにつくりました。最初にこの内容でワークショップをやる前に、僕もワークブックをやりました。そして、第一回の合宿では、僕のパートナーも参加し、このワークブックをやりました。

そして、合宿後、たまに時間をとって、ひとつひとつじっくりと内容をシェアしています。これがいいんです。


お互いが本当の自分に出会うだけでなく、本当の自分と本当の相手が出会う


このワークブックがとても役にたってます。お互いが、どんなふうに何を大切に生きて来て、今何を感じているのか、これからどのような方向にむかって何をやろうとしているのかを感じ合う/分かり合うことにつながっています。行動という表面的な表れだけでなくて、なんでそうしているのか、そう考えるのかの背景にある物語や文脈まで伝え合うことができます。同じ出来事に対しても感じることやそれに対する反応や行動の違い、そしてその理由を認め合うことができます。


本当は仲良くし合いたいのに、なんで争ったり、傷つけ合ったりするんだろう?


傾聴や対話の洞察をしていって気づいたのは、わかって欲しい/認めてほしい/愛してほしいという主張が強かったり一方的になったりすると、相手にとっては自分が侵されていくような感覚になり、無意識的にも防御のための壁をつくったり、距離を広げたり、時には同じように主張をして、それが反論のようになり、争いあっちゃったりするなぁと。本当は仲良くしたいのに、それとは逆の結果につながっている。

相手の話を聴くことや、感覚交換散歩などを通して、「相手になって感じること」を追究してきました。どうしたら、皆が仲良く調和する世界をつくれるか、人間関係やパートナーシップをよりよくすることができるか、などを意識してきました。

相手の大切にすることや自分との違いを理解し、相手の感覚や価値観を認めた上で、お互いが関わり合うことができれば、より相手と仲良く、よりよい関係を育んでいけると感じています。僕は、このワークブックをシェアすることで、相手がどう感じるか、どう行動するかなどが、わかるようになってきました。相手の言動や行動で傷つくことがあっても、その行動だけを捉えて感情的になるのではなくて、背景や状況を捉えて、相手の気持ちも受け止めて、どうしようもなかったのだと許せるようになりました。すっと相手が感じていることを感じたり、相手がやろうとしていることを尊重したりできるようになってきました。

わかってもらおうと無理して主張したり行動したりする前から、お互いが感じ合って分かり合っている関係をつくれる、そんな気がしています。

夫婦、恋人、親子、兄弟、家族、友人、仲間、同僚など大切な人、より仲良くいい関係を育てたいと感じる相手と参加してもらえると嬉しいです。