映像情報論を振り返ってー共感覚を身につける

動画の知覚のところで試した、雰囲気を色で捉えるという方法は僕が最近気になっている方法だ。

ある友人が人を観て何色かを見えるという話を聴いて、その感覚を自分でも身につけたいと思ったことがきっかけだ。そういう意識を持って町中の人を観て行くと確かに色が感じられる。その友人はカラーチャートを見せながら、かなり細かい解像度で捉えている。透明度や触感(てかりのある、マットなとか)も感じている。あと、壁としてある色と奥にあるその人自身の色というのもあるらしい。

まだ僕はそこまでわからない。これからどう解像度を高めていくか、初心者としての僕がどう学習していけるか、その方法を考えていきたい。


この話題をしていると何人かの友人が反応してくれた。

共感覚」ということに通じていると。


共感覚」というのは、ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる一部の人にみられる特殊な知覚現象のこと。 例えば、共感覚を持つ人には文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりする。

自転車で風景を音楽化するのは、かたちや色などの視覚的要素を音に変換している。
これはツールでそういう体験を生み出しているけど、
一緒にやっている仲間の一人は普段から視覚的要素を音として聴いてて、それがきっかけで作った。

雰囲気や姿を色で感じるのは、触感とか空気感とか触覚的な要素を色にしているんだろうな。

そういうのに興味がある。


ちょっと調べてみたら、赤ちゃんは五感とかが未分化で結合されているらしい。
発達によってそれが分けられるみたいだけれど、なんらかの理由で結合が保たれた人は共感覚を持っているみたい。



感性や感覚を豊かにする方法として共感覚ということに興味があるのだろう。
今後も追究していきたい。


追記
友人にこんなの教えてもらいました。
僕は文字が色として見えるという感覚は全くわかりません。