都会で人・モノ・アイディア・自然と再び繋がる取組-City Repair-

先週の金曜に友人宅で行われたCity Repairに関するイベントに参加してきました。

とっても興味深かったので共有しておきます。

以下イベント内容です。

 公共の場所にみんなが集まれる仕掛けを作ったり、「まち」の中の私的な場所をコミュニティースペースとして使ったりしながら、場所を作って、みんなでつながりながら楽しく遊べないか。
 そんなテーマに沿って、アメリカのポートランドから始まった「City Repair」という運動について、海さんによる報告を聞きながら、私達が都会でもっと楽しく暮らすためのヒントやアイデアを、集まったみなさんで、薬膳料理を食べながら、庭やベランダで燻した肴(燻製)をつまみながら考えよう、というイベントです。
 要すると、みんなでもっと「まちあそび」してみよう、とけしかけるイベントになります。

City Repairについて
愛知東邦大学経営学部地域ビジネス学科の岡部一明教授ページ
海さんのブログ

社会が崩壊した時のために自給自足したり、小さいコミュニティを構築することが大事だと感じてる。

東京に暮らしていても、住人が街をRepair(修理とか生き返らせるとか)していく。

アメリカのポートランドの事例はとても興味深かった。

交差点に絵を描いて、毎年描き変える。
通りすがりの人も含めて、住人が共同作業をすることで仲良くなっていく。
交差点の周りに24hお茶が飲めるティースタンドや、ブックボックスや、子供の遊び場などがある。
地域新聞を入れるザビーという蜂の巣型の入れ物も皆で手作りする。

人が交わる場所を住人がつくっていく。

みんなでお茶を飲むというシンプルな行為で住人同士が話をする機会が増えて、仲良くなっていく。
友人が宇都宮でとにかくお茶を入れるおばちゃんがいて、そこがいつも地域のおばちゃんのたまり場になっていると言っていたのを思い出す。
そういう場所が街にあるといい。

この交差点はもともと違法だったけど、つくっちゃって、それによって住人が仲良くなり、治安もよくなり、いいことばかりで終いには行政もサポートするようになった。

今までのルールを違反すること。
そういうふうに、枠の中で考えずに、ぶっ飛んだことをやって前例をつくる。
年末年始のワークショップでも言われていたけど、「こんなの有りか!」みたいなぶっ飛んだことを周囲がやり出すと、自分でも行けそうと思って限界を超えられる。
こういうのが有りだということを情報発信して知ってもらうことが大事だなぁ。

リビルドセンターというのがあって、建物を壊す時に使えるように壊して、材料をためておく場所があるらしい。

自分の土地の一部を公共の場として提供して、手作りでベンチをつくって、街の人がたまれるようにする。

わらと粘土でベンチとか、鶏小屋とかをつくっていく。


なんでもつくる。ほんと百姓みたい。
僕の今の未来名刺には、数年後の肩書きに「百姓」と書いてある。
なんでもやる、なんでもつくれる、人になりたい。
それが最強のサバイバル方法な気がしている。

とりあえず自宅の屋根をLiving Roofにしてみたい。

City Repairの考え方で東京を改造していけないか。面白くしていけないか。
東京改造計画。

KAIくんが話していた、ゲリラガーデニングで空き地に花や果樹を植えていくという話は面白かった。


物理的にも心理的にもフェンスを取り払って、いろんなものごとをシェアしていくこと。


それが都市のコミュニティにおいて大事な気がしている。