世界を感じる方法を探究してきたエピソード集

僕は、世界を感じる感性や感覚を豊かにする方法を約15年探究してきました。

今日は、その中でやってきたこと、気づいたことなどの経験エピソードの一部を紹介します。


楽家の友達と感覚交換散歩
空間を音楽的に捉える友達の感覚を意識しながら、バイクで移動していた時に、左右の物体が通り過ぎるタイミングでビート音など鳴らしながら、音楽的に風景を楽しめるようになった。


感覚開き散歩の参加者が、環境に問いかけていた姿勢が印象的だった。
例えば、ある虫に対して「なんでお前はそんなかたちで生まれてきたのか」などと問う。
これは、わかった気にならずに、対象に関心を持ち続けていることだなぁと感じた。これに触発されて、対象に問いをしたり、哲学的に考えたりするようになった結果、いろんなものごとをわからないものとして見続ける/感じ続けることができるようになった。


感覚開きカードを使って/感覚開き散歩にて

二度と体験できないものとして感じてみよう
3つのおにぎりのうち2つ食べたところでカードを渡したら、
同じおにぎりがその前後で味わいが変わった!と感動してもらえた。
同じ対象が意識次第で感じ方が変わることをわかりやすく体験するいい方法かもれしないね。


感じていることをシェアしていくと、短時間なのに別の参加者と深くつながった感じがした。これは「思考」ではなくて、自分にとってより存在に近い大切なものである「感覚」を共有してわかってもらえることは嬉しいからだね。


ミクロな世界が好き、特に意識しないと近くや足下をよく観ている。
「遠くを観てみよう」というカードで遠くを観た。
心理の話で、視線の上下だけでも気分が上下することは実体験していたけど、
自然と目線が上に行き、胸も開いたせいか、気分や感覚が変わったのが感じられた。


三鷹養老天命反転住宅
ヘレンケラーになりきって生活してみた
目をつむり、耳栓をして、しゃべらない。
普段は頼っている視覚聴覚が使えないことで、手足の触覚がかなり敏感になり、それを頼りに移動や料理やトイレもすることができた。


ものを擬人化してみよう。
植物と一緒に隠岐の島に旅した時、旅先で会った人に「名前は?」と聞かれた。
隠岐後鳥羽上皇が流されたとのことで「鳥羽くん」と名付けた。
名付けただけで、その相手のことをよく観たり感じたりするようになったり、とても親近感を抱くようになった。


以前年末年始に、自宅古民家にて行った合宿ワークショップの中で「居心地を感じよう」というワークを行った。それぞれが、居場所や姿勢を変えることでどう自分の居心地が変わるかを感じていくというもの。それぞれが一番居心地がいいという場所をみんなで巡っていくというのをやったところ、自分では居心地が良いと感じた事がなかった場所が選ばれて面白かった。そういう感じ方や捉え方があるのかと、自分の家に対する感じ方が広がった。


子供になりきる
落ちている落ち葉を流れている小川に投げ出す僕がいた。
普段だったらそんなこと絶対しないのにね。
自分の立場を変えると、環境の捉え方や環境への関わり方が変わる。


異性になってみる
女性になりきると、普段反応しない商品とかに反応しだす。
男の時は「かわいさ」という観点は弱いけど、女性になると「かわいいもの」が自然と観えてくる。


動物になりきる
四つん這いになって移動するだけで、見える世界が変わる。
草などが手足や顔にこすれる感覚も味わえる。
地面が近いから下にあるものが良く見えるし、土や草の匂いも感じやすくなる。


木になってみる
風が吹いたら、木と同じように揺れてみる。
風になびいて気持ちいいだろうなと感覚を感じることができた。


今日の寝床を探してみよう
どういうところがここちよそうか、安心できるかを感じることを自然と引き出してくれた。
宿以外の選択肢。外だったらここが落ち着くというのもある。人がいないところ。ハンモックで寝るならあの場所の木かな。気持ち良さそう。空を飛んでいるような感覚になりそう。
テントをはるとかいう視点だとまた違うものが観えてくるだろうな。




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