他の人の着眼点と感覚を吸収して、世界を感じる感性を豊かにしてきた研究成果

世界を感じる感性が豊かになるってどのような状態だろう?

世界から何を感じられるかは、どんなものごとに着眼できているか、何を意識しているかによって決まります。例えば、 ある空間に対して、普通の人が「色」や「かたち」 など限られたことに着眼しているのに対して、感覚が豊かな人は、「素材」、「色とかたちの組み 合わせの相性」、「人の行動」、「時間の経過による変化」や「観る者の立ち位置と風景の見え方の関係」などと多様なものごとに着眼しています。

感覚が豊かになったかはいろいろなものさしで計れるかもしれませんが、僕は確認と開拓がしやすいということで、それまで意識しなかったものごとに着眼できるようになるということを目指しています。


僕が研究していた、感覚交換散歩とは、他の人が街を歩いた時に考えたことや感じたことについて語った音声を聞きながら歩くことで、他の人の着眼点と感じ方を通して、街を追体験する方法です。着眼点と感覚の共有を支援し、受け取った着眼点と感覚を利用して世界を感じられるようにしていきます。


例えば、過去の実験では、こんなコメントがありました。

「ツタの先っぽがいいと写真に撮っていて、自分 も気になっていたから、よく見るようになっ たら、二階のフェンスにも若干ツタがあって、 それが龍が昇っているように見えることに気付いた。」

「コンクリと土と草など足裏感覚を堪能できた。」

「足裏感覚について自分が語って、それに触発されて相手が気づきを加えて、それを聞いてさらにパワーアップした。落ち葉の濡れ具合 やかたちの差なども感じられた。」



感覚交換散歩実践によって、着眼点の種類のバリエーションが広がったかを検証しました。分析方法としては、歩行時に語っていた音声データを分析して、着眼できている対象の種類数を数えました。

7ヶ月間の15回の散歩を通して、増加幅に差はあるものの、継続的に実践していた3人全員の、着眼点の種類が増えました。僕については、約40から200以上へと増えました。これは、相手の着眼点を受け取って、その着眼点を通して、世界を感じられるようになった結果でしょう。



参加者Bさんの「空間のリズム」という着眼点を取り入れた僕は、Bさんが左右のポールのリズムを感していたことを自分なりに発展させて、森を歩きながら木々の太さを音程に、木々との距離を音量に、形を音のゆがみに変換して捉えました。

参加者Dさん の「足裏感覚」を取り入れた僕と参加者Cさんは、公園を歩きながら、アスファルトと土と落ち葉な ど地面の素材の違いを足の裏で感じ取っていました。 僕はそれまで特に着眼していた「植物」と受け取った「足裏感覚」を組み合わせて、足の裏で「葉のかたち」や「葉の湿り度」を感じ取れるようになりました。

CさんはBさんと音声を交換した回に「人の種類と関係」という着眼点を受け取り、次の散歩で「人の年齢と行動」を強く意識して、「パンの袋を持ったおばさん」や「折りたたみ自転車に乗るおねえさん」など、人の特徴や行動を細かく捉えられるになりました。

Bさんは僕がコンクリートから生えている植物が背比べするように伸びている様子について語る音声を聞いて「植物の生命力」という着眼点を意識するようになり、「青いトマト」や「青くて細い竹」を見て、応援する気持ちを抱いていたり、「植物の気持ち」を想像して話しかけるという行為が観られるようになりました。


このように、実践を継続することで、自らの感覚を言葉にすることと、他の人の音声から着眼点を見出して、他の人から受け取った着眼点と自らの着眼点を組み合わせて、さらに世界の感じ方を豊かにしていくことが確認できました。


この研究についてより詳しく知りたい方はこちらで論文を読むことができます。興味のある方はどうぞ。




感覚開き散歩について詳しく知りたい方、参加に興味がある方はこちらもご覧ください♪


関連記事 よろしければこちらもお読みください♪

感覚開き塾〜自分と相手と世界を感じる感性をひらく〜通信課程始めます!

「2/23梅の花、切り通しの岩壁と森を味わおう!鎌倉感覚開き散歩:自然を感じる感性をひらく」の感想

世界を感じる方法を探究してきたエピソード集

パーソナルヒストリー(世界を感じる感性を拓き続けた15年編)

4/5 花見だけでじゃなくて桜を感じて味わおう!鎌倉感覚開き散歩:自然を感じる感性をひらく

感覚開き散歩の感想

日常の何気ない出来事や風景が楽しく深く感じられるようになるために、五感と感性を磨く7つの方法

感覚や感性を豊かにするためのポイント

世界を感じる方法を探究してきたエピソード集

僕は、世界を感じる感性や感覚を豊かにする方法を約15年探究してきました。

今日は、その中でやってきたこと、気づいたことなどの経験エピソードの一部を紹介します。


楽家の友達と感覚交換散歩
空間を音楽的に捉える友達の感覚を意識しながら、バイクで移動していた時に、左右の物体が通り過ぎるタイミングでビート音など鳴らしながら、音楽的に風景を楽しめるようになった。


感覚開き散歩の参加者が、環境に問いかけていた姿勢が印象的だった。
例えば、ある虫に対して「なんでお前はそんなかたちで生まれてきたのか」などと問う。
これは、わかった気にならずに、対象に関心を持ち続けていることだなぁと感じた。これに触発されて、対象に問いをしたり、哲学的に考えたりするようになった結果、いろんなものごとをわからないものとして見続ける/感じ続けることができるようになった。


感覚開きカードを使って/感覚開き散歩にて

二度と体験できないものとして感じてみよう
3つのおにぎりのうち2つ食べたところでカードを渡したら、
同じおにぎりがその前後で味わいが変わった!と感動してもらえた。
同じ対象が意識次第で感じ方が変わることをわかりやすく体験するいい方法かもれしないね。


感じていることをシェアしていくと、短時間なのに別の参加者と深くつながった感じがした。これは「思考」ではなくて、自分にとってより存在に近い大切なものである「感覚」を共有してわかってもらえることは嬉しいからだね。


ミクロな世界が好き、特に意識しないと近くや足下をよく観ている。
「遠くを観てみよう」というカードで遠くを観た。
心理の話で、視線の上下だけでも気分が上下することは実体験していたけど、
自然と目線が上に行き、胸も開いたせいか、気分や感覚が変わったのが感じられた。


三鷹養老天命反転住宅
ヘレンケラーになりきって生活してみた
目をつむり、耳栓をして、しゃべらない。
普段は頼っている視覚聴覚が使えないことで、手足の触覚がかなり敏感になり、それを頼りに移動や料理やトイレもすることができた。


ものを擬人化してみよう。
植物と一緒に隠岐の島に旅した時、旅先で会った人に「名前は?」と聞かれた。
隠岐後鳥羽上皇が流されたとのことで「鳥羽くん」と名付けた。
名付けただけで、その相手のことをよく観たり感じたりするようになったり、とても親近感を抱くようになった。


以前年末年始に、自宅古民家にて行った合宿ワークショップの中で「居心地を感じよう」というワークを行った。それぞれが、居場所や姿勢を変えることでどう自分の居心地が変わるかを感じていくというもの。それぞれが一番居心地がいいという場所をみんなで巡っていくというのをやったところ、自分では居心地が良いと感じた事がなかった場所が選ばれて面白かった。そういう感じ方や捉え方があるのかと、自分の家に対する感じ方が広がった。


子供になりきる
落ちている落ち葉を流れている小川に投げ出す僕がいた。
普段だったらそんなこと絶対しないのにね。
自分の立場を変えると、環境の捉え方や環境への関わり方が変わる。


異性になってみる
女性になりきると、普段反応しない商品とかに反応しだす。
男の時は「かわいさ」という観点は弱いけど、女性になると「かわいいもの」が自然と観えてくる。


動物になりきる
四つん這いになって移動するだけで、見える世界が変わる。
草などが手足や顔にこすれる感覚も味わえる。
地面が近いから下にあるものが良く見えるし、土や草の匂いも感じやすくなる。


木になってみる
風が吹いたら、木と同じように揺れてみる。
風になびいて気持ちいいだろうなと感覚を感じることができた。


今日の寝床を探してみよう
どういうところがここちよそうか、安心できるかを感じることを自然と引き出してくれた。
宿以外の選択肢。外だったらここが落ち着くというのもある。人がいないところ。ハンモックで寝るならあの場所の木かな。気持ち良さそう。空を飛んでいるような感覚になりそう。
テントをはるとかいう視点だとまた違うものが観えてくるだろうな。




感覚開き散歩について詳しく知りたい方、参加に興味がある方はこちらもご覧ください♪



関連記事 よろしければこちらもお読みください♪

感覚開き塾〜自分と相手と世界を感じる感性をひらく〜通信課程始めます!

「2/23梅の花、切り通しの岩壁と森を味わおう!鎌倉感覚開き散歩:自然を感じる感性をひらく」の感想

他の人の着眼点と感覚を吸収して、世界を感じる感性を豊かにしてきた研究成果

パーソナルヒストリー(世界を感じる感性を拓き続けた15年編)

4/5 花見だけでじゃなくて桜を感じて味わおう!鎌倉感覚開き散歩:自然を感じる感性をひらく

感覚開き散歩の感想

日常の何気ない出来事や風景が楽しく深く感じられるようになるために、五感と感性を磨く7つの方法

感覚や感性を豊かにするためのポイント

パーソナルヒストリー(世界を感じる感性を拓き続けた15年編)

今日は、僕が世界を感じる感性を拓き続けたこれまでの人生について、お伝えしたいと想います。


情報社会の中で育った私は、溢れる情報の中で、感覚が麻痺して、何も感じない「情報の不感症」になっていく自分に恐怖を感じていました。中学時代から変わった感覚だった私は、学校のルールや社会で言われていることに疑問を持っていました。集団教育の中であることを正しいと思わされ、同じであることを強要されることに何も感じずに従う人ばかりの中で「なんかおかしい」という違和感を流さないでいました。


「どうしたら麻痺してしまった感覚を再び働かせられるか。」


ということを探究して行く中で、私の中で天命とも言うべき役割が見えて来ました。



「世界を感じるための新しい窓をつくれば、世界は簡単に入れ替わってしまう。」

こうして、世界を変えるのではなくて、自分の感じ方を変えることで世界をよくしていきたいと思って活動を始めました。


僕は、18歳の時から、世界を感じるための装置として現代美術の作品を作り始めました。


19 歳の時に、ある部屋の変化を写真で取り続けて、鑑賞者に過去の写真を観ながら過去にタイムスリップしたかのような感覚を体験してもらうことで、「場所の記憶を知るとその場所の感じ方が変わる」ことを体感するアートプロジェ クトを企画しました。


20歳の時から始めた東京ポケットプロジェクトでは、廃工場を探検していると、過去に存在していたけど、今は失われてしまった音が流れ出して、その音をきっかけに過去を思い出して、いつのまにか時空間を探検するというサウンドインスタレーション作品を作りました。→こちら


22歳の時から、世界を感じるためのインタラクティブなデザインとして、センスウェアを作り始めました。植物の生体反応をインテリアの光で表すプランターPlantioを作りました。→概要 →映像

面白法人カヤックと共同で植物の状態を読み取った情報を元に、自動的にブログを更新するサービス"世界初!ブログを書く植物 今日の緑さん"を作りました。→概要



「体験型の作品を通して、感じる経験を提供しても、受け手はこちらから用意した感じることしか感じてくれない。」と限界を感じて、


「それよりも、人の感覚自体を豊かにしたい。」と思い、
人の感覚や感じ方自体を豊かにしたいと、認知科学や心理学の世界へと入っていきました。




「出来事はただの出来事、どう感じるかは自分で決めている。」


「だから自分や周囲の人の感じ方を自分で導く事ができれば、世界は色鮮やかに輝き出して、人生を楽しめるようになる。」


という思いで、感覚を豊かにすること、環境を豊かに知覚できるようにすることをテーマとして、さまざまなツール制作や実践を行ってきました。



感じたことを語りながら写真を撮ることで、自分が感じたことに気づいていく”語りカメラ”と同じ場所で撮った音声と写真が再生されて自分の感じていることを振り返ったり他人が持つ自分とは違う感じ方を取り入れて感じ方を豊かにしていったりできる”語りプレーヤー”を作りました。
紹介スライド


他の人が街を歩いた時に感じたことを録音した音声を聞き、撮影した写真をそのタイミングで閲覧しながら歩き、他の人の感覚/着眼点を通して、街を追体験することで、散歩で観る風景やものごとをより豊かに感じられるようにしていく”感覚交換散歩支援ソフト”(iPhone版)を作りました。
紹介スライド


「普段は気付かない風景の微妙な変化を音を通して感じられるようにしよう!」と、自転車移動による風景の変化を音楽へ変換することで風景の知覚を豊かにするツールを開発しました。
概要



約15年、感じることを探究してきて、
慣れた風景、歩き慣れた道、よく知っている人などが、新しい何かとして感じられてきました。
日常生活や観ている世界が楽しく色鮮やかなものに変わってきました。
感じ方と観点を豊かにしていくと、いろんな感じ方を受けいられるようになってきました。


10代の頃から探究してきた、世界を感じるための方法は約250枚の感覚開きカードにまとめました。現在はこのカードなどを使った、ワークショップやフィールドワークを行っています。
感覚開きカード例





感覚開きカードを使った感覚開き散歩について詳しく知りたい方、参加に興味がある方はこちらもご覧ください♪



関連記事 よろしければこちらもお読みください♪

感覚開き塾〜自分と相手と世界を感じる感性をひらく〜通信課程始めます!

「2/23梅の花、切り通しの岩壁と森を味わおう!鎌倉感覚開き散歩:自然を感じる感性をひらく」の感想

他の人の着眼点と感覚を吸収して、世界を感じる感性を豊かにしてきた研究成果

世界を感じる方法を探究してきたエピソード集

4/5 花見だけでじゃなくて桜を感じて味わおう!鎌倉感覚開き散歩:自然を感じる感性をひらく

感覚開き散歩の感想

日常の何気ない出来事や風景が楽しく深く感じられるようになるために、五感と感性を磨く7つの方法

感覚や感性を豊かにするためのポイント

4/5 花見だけでじゃなくて桜を感じて味わおう!鎌倉感覚開き散歩:自然を感じる感性をひらく


風景や出来事を豊かに感じられるようになりたいあなたへ


さまざまな感じ方を身につけて、五感・感性・直観を豊かにしませんか?


僕は、「自分と世界を感じる感性をひらく」をライフテーマとし、10年以上、日々、感じる方法を見つけたり、実践したりしてきました。その成果が、約250枚の感覚開きカードになりました。感覚を開き、感性を豊かにするための方法・コツが詰まっています。


感覚開き散歩では、カードに書かれた指示を実践することで、世界を感じるための方法を身につけて、環境や出来事をより豊かに感じられるようになります!見慣れた風景、歩き慣れた道、よく知っている人などが、新しい何かとして感じられてきます!!


*実践したカードは持ち帰ることができます。継続して感覚開きカードWSに出るとカードをコレクションして楽しめます。


今回歩く場所は、源氏山公園と鶴岡八幡宮の源氏池と八幡宮の参道”段葛”の300本の桜並木。自然空間を感じる感覚を開き、それを味わっていきます。


参考:鎌倉桜の名所


感覚を開いて感性を豊かにして、あなたの日常生活を、あなたが観る世界を、楽しく色鮮やかなものに変えていきませんか?



▶感覚を開いて感性を豊かにするとこんなことにつながっていきます

・毎日がつまらないと感じている人が、特別に生活を変えなくても毎日を楽しめるように!

・言われたことをそのまま受け身でしか受け取れなかった人が、いろんなことを感じ取ったり察したりできるように!

・ひとつの観方に縛られて、ものごとの一面しか捉えられない人が、多様な観方で柔軟にものごとを捉らえて、ひとつのものごとからいっぱい気付きや学びが得られるように!

・別の考え方や観方をなかなか受け入れられない人が、観方や感じ方を豊かにして、自分とは違う人ともうまく付き合えるように!

・発想やアイデアが乏しい人が、発想の元となるいろんなことを感受できるようになって、アイデア豊かに!




▶こんな方におすすめです。

・五感/感性/直感をより豊かにしたい方

・環境や風景や出来事をより豊かに感じられるようになりたい方

・自分の観点を広げたい方、多様にしたい方

・感じ方を豊かにすることで、日常生活をより楽しく感じたい方

・感性を豊かにして芸術創作や自己表現に役立てたい方

・散歩・散策・旅をより楽しくしたい方

・自分や相手の気持ちや変化を感じられるようになりたい方

・対象から多くの気付きや発見を得られるようになりたい方

・固定された考え方や感じ方に囚われないように/多様な観方でものごとをとらえられるようになりたい方/他者が持つ新しい感じ方を理解し受け入れられるようになりたい方


▶日時:4/5(日)  10:00-16:00


▶場所:鎌倉駅→佐助稲荷神社→銭洗弁天→源氏山公園→化粧坂切り通し→海蔵寺寿福寺鶴岡八幡宮→段葛→鎌倉駅周辺のおすすめカフェで振り返り


▶集合:10:00鎌倉駅西口を出て右すぐにある時計台のある公園


▶参加費:2000円+お気持ち(感動料金制)

【紹介割】1人紹介につき上記料金より500円割引き


▶特典:

・感覚開きカード20枚セット

・くり作の小冊子『世界を感じる感性をひらく』『自分を感じる感性をひらく』

FACEBOOKグループおよびメールでの事後サポート


▶予約・お問い合わせ

こちらからご連絡ください。

▶案内人プロフィール

感覚開き人。感性開拓研究家/感性開拓コーチ/五感トレーナー。感覚開きツアーガイド。文教大学講師。

感覚開き散歩、五感トレーニング、感性開拓コーチングなどを通して、環境や出来事をより豊かにする感じられるようにして、何気ない日々や風景をより深く味わって楽しめるようになる、あるものごとから多くの発見や気付きを得られる、自分や相手や世界の変化を細かく感じられるようになる、お手伝いをさせていただいています。

情報社会の中で育った私は、溢れる情報の中で、感覚が麻痺して、何も感じない「情報の不感症」になっていく自分に恐怖を感じていました。中学時代から変わった感覚だった私は、学校のルールや社会で言われていることに疑問を持っていました。集団教育の中であることを正しいと思わされ、同じであることを強要されることに何も感じずに従う人ばかりの中で「なんかおかしい」という違和感を流さないでいました。

「どうしたら麻痺してしまった感覚を再び働かせられるか。」

ということを探究して行く中で、私の中で天命とも言うべき役割が見えて来ました。

「世界を感じるための新しい窓をつくれば、世界は簡単に入れ替わってしまう。

こうして、私は、世界を感じるための装置や道具を作り始めました。

後に、アートやデザインで用意されたものごとを感じるのではなく、人の感覚や感じ方自体を豊かにしたいと、認知科学や心理学の世界へと入っていきました。

「出来事はただの出来事、どう感じるかは自分で決めている。」

「だから自分や周囲の人の感じ方を自分で導く事ができれば、世界は色鮮やかに輝き出して、人生を楽しめるようになる。」

という思いで、感覚を豊かにすること、環境を豊かに知覚できるようにすることをテーマとして、さまざまなツール制作や実践を行っています。10代の頃から探究してきた、世界を感じるための方法は約250枚の感覚開きカードにまとめました。現在はこのカードなどを使った、ワークショップやフィールドワークを行っています。




関連記事 よろしければこちらもお読みください♪

感覚開き塾〜自分と相手と世界を感じる感性をひらく〜通信課程始めます!

「2/23梅の花、切り通しの岩壁と森を味わおう!鎌倉感覚開き散歩:自然を感じる感性をひらく」の感想

他の人の着眼点と感覚を吸収して、世界を感じる感性を豊かにしてきた研究成果

世界を感じる方法を探究してきたエピソード集

パーソナルヒストリー(世界を感じる感性を拓き続けた15年編)

感覚開き散歩の感想

日常の何気ない出来事や風景が楽しく深く感じられるようになるために、五感と感性を磨く7つの方法

感覚や感性を豊かにするためのポイント

自分と相手の中から生まれて出てくる、本当の声・音・心、聞いていきたい、感じていきたい

「アドリブで感覚的にやる、場を読む、聞くっていう作業」


「その場で生み出されるものっていいな。自分と場と相手の声を聞きながら場をつくっていくスタイルが好き。話をするのもそういうふうにできたらいいなぁ。」


「誰かの話にどう感動するかを感じていくと新しい自分に出会える」


「ここまでの話をどう聞いていたかシェアすると、自分がどう感じたかに意識が行って、自分と対話する時間になる」
「相手の話を聞きながら、自分の話を聞きながら伝え合って、そこに観えて来るものがある」


「自分の中からその場で生まれて来るもの」
「相手の中からその場で生まれて来るもの」


「相手に波長を合わせていくと自然と同じ姿勢や表情になる」
「姿勢とかから物理的に合わせてもしょうがない。順序が逆なんだなぁ。」


「相手の波長を合わせるにはどうしたらいいか?」
「わかりやすいのは呼吸を合わせることから」


「隣に立って同じ方向を向く。息を合わせて波長を合わせてその人になって、その人が観ている世界をその人が感じようとしていく。」


「本音 本当の音。本心 本当の心。本当の声を聞く。」
「本当の声・音・心、聞いていきたい、感じていきたいと想っています」




http://www.kuricreation.com/voice/140328_001.mp3


自分の深いところの思いと気持ちを聴いて伝えるセルフインタビュー(2014.03.28)


これまでのインタビュー音声も聴きたい方はこちらにまとめてありますので、よろしければお聴きください。

ただ情報を伝えるのではなくて、聞いている人の実感と物語に触れるするような話し方をすると心にしみ込んでくる

「自分や相手どんな話し方語り方の時に自分自身が感動・共感するのかを観察していけたらいいなぁ」


「みんなにはわかってもらえなくても、1人の人には響くなぁという話し方もある」


「伊勢修養団の館長の武田さんの話がすごくよくて泣けた。しんみり静かに穏やかに心の中にしみこんでくるように話してくれる。」


「家族の話とか日常的なストーリーから大切なことを伝えてくれる。ひとつの伝えたいメッセージに対していろんなストーリーを話してくれて、だんだんだんだん腑に落ちてくる感じ。」


「多くのことを伝えようとするときっと入ってこない。ついていけなくなったりわからなくなると壁ができて入ってこない。押し付けがましい、主張が激しいと壁ができちゃう。」


「イメージしやすいように話す。ひとつのことを伝えたいんだけど、それだけ言っていても伝わらないから、それを伝えるためのストーリー・物語が大事になる。」


「実感にアクセスするようなことなんだろうなぁ」


「知識や情報としては一言で伝えられるようなことだけど、それを伝えても「ふーん」で終わっちゃうわけだよね」


「本当にその人の感覚や感情に訴える、しみこんでいく感じ」


「人は自分を通して泣く」


「伝えたいことを要約して話すんじゃなくて、日常的なことだったり、具体的にありありと語ったりして、聞き手が自分のストーリーをイメージできるような話し方」


「どういう人の話し方が良かったかなぁ、響いたかなぁとそれぞれが探してみてもらえるといいですね」


「話を受け身で聞くのではなくて、同時に自分の声を聞いてく、感じていく。この人のこういうところに反応する、そこに自分を見つける。」

「日々、誰かの話にどう感動するんだろう。それを感じていくとまた新しい自分に出会えるんじゃないかなぁと思っています。」



http://www.kuricreation.com/voice/140327_001.mp3


自分の深いところの思いと気持ちを聴いて伝えるセルフインタビュー(2014.03.27)


これまでのインタビュー音声も聴きたい方はこちらにまとめてありますので、よろしければお聴きください。






関連記事 よろしければこちらもお読みください♪

4/10 出会いの4月!短時間で共感を生み出して仲良くなれる!人が集まる!自己紹介をつくろう!コミュニケーション講座

共感・感動してもらえる魅力的な自己紹介をつくるのための7のレッスン

出逢いと自己紹介の場でよくある8つの悩みと解決策

自分の中にある大切な想いや気持ちを開いてストーリーとして伝えてみた効果

自分と相手の心の反応を観て、感動を生み出す表現を集めることで、よりよい自己紹介をつくる

感動を生み出して心に残る自己紹介をつくろう!ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)と神話の構造を活用したストーリーをつくるための7つのステップと17の質問

答えるだけでできる!共感・感動・信頼を生み出すストーリー型自己紹介・ビジネスプロフィールをつくるための5つの質問

いろんな質問をすることで、新しい自分や自分の大切な思いと出会って、それを伝えることで他の人とも出会ってもらえると嬉しい

自分自身・自分の中心とつながって感動しながら話すことで共感し合う、そんな場をつくりたい

自分と相手のサンクチュアリ(聖域)に気づいて伝えることで、同じように聖域を観て感じて、共感と感動が生まれる

自分らしく生きるために、本当の自分を感じる・知るための5つの習慣と方法

やりたいこと・自分らしさ・天性・天命を知る9の質問

思い込みから解放されたい人のための、自分の考え方/感じ方の癖を知る10の質問

4/10 出会いの4月!短時間で共感を生み出して仲良くなれる!人が集まる!自己紹介をつくろう!コミュニケーション講座@新宿トラベラーズ・コワーキング

友達・仲間・応援してくれるファン・協力者・興味を持ってくれるお客さんを増やしたいあなたへ


「あなたがやるなら行きたい。」「あなたから買いたい。」と言われて、自然とお客さんが集まってくるようにしたいあなたへ


自分を魅力的に伝えて、興味を持ってくれる人、共感してくれる人を増やす自己紹介のコツ、短時間で人と仲良くなるための自己紹介のポイント、知りたくありませんか?


僕は、フリーランスになってイベントやセミナーを始めた時、自分ではアイデアや内容に自信があったのに、その良さをわかってもらえなくて苦しんでいました。伝える努力をしても、なかなか共感してもらえずに、自分はそんなに魅力がないのかと不安になっていました。たまたま僕のイベントを選んでくれても、別の人が同じことをしていると、そちらに行ってしまうなど、ずっと自分を求めてはくれないというのが現実でした。


試行錯誤していたある日、ある人の物語を聞いて感動したこと、自分の人生と向き合って自分への弔辞を書くことなどを通して、気づいたことがあります。


それは、「思いと人生を聴くと心が震えて、また会いたくなる」「自分をちゃんと伝えると、自分という人間に自然と人が集まってくる」ということです。


例えば、以下のポイントを意識してやり始めてから、少しずつ、僕に会いたい思ってくれる人が増え始めました。


それは、


・何をやっているか、売っているかの内容ではなくて、それをやっている自分の人生と向き合い、経験談や思いや気持ちをストーリーで伝えること


・自分が伝えたいことではなくて、相手が知りたがっていることを伝えること


・相手が実感・感動できるように自分を表現すること


・具体的な相手に向けて文章を書くこと


でした。

▶この講座では、


・自分の思いや気持ちに気づくための自己対話・自己認知の方法やコツ


・短時間で自分のやっていることと大切な思いを伝える自己表現のコツ


・共感を生み出してファンや協力者やお客さんを増やす自己紹介の仕方

・ストーリーやエピソードを通して、聴き手に感動してもらう自己表現の仕方


・今の自分の自己紹介や名刺をどう変えたら、より共感や感動をしてもらえるか、興味を持ってもらえるか


など、お伝えしていきます。


実際に、自己紹介をつくり、共感を生むかどうかをその場で実践していて、変化を実感できるような場をつくります。



▶参加するとこんなことが得られます。


・自分の気持ちや想いがわからなかったのが、自分にとって大切なことがわかって、伝えられるように!


・自己紹介をしたり人と話したりする時に緊張して自然に話せなかったのが、リラックスして魅力的な自己紹介ができるように!


・人と出会っても関係が深くなりにくかったりしていたのが、自分に興味を持ってもらったり共感してもらったりすることが増える!


・自分の想いや活動の意義をなかなかわかってもらえなかったのが、ファンや仲間や協力者が増えて、仕事や活動も前に進めるように!


・ものすごい時間をかけて広報や集客をしていたのが、自然と人が集まるように!



▶こんな人におすすめです


・ファンや仲間やお客さんが増えたらいいなぁと思っている人


・起業家、個人事業主フリーランスNPOなど自分の思いを大切にして活動している人


・自己紹介によって、短時間で相手と仲良くなりたい、深い関係になりたい人


・春から新しい職場や学校などの環境で働く人および新しい人との出会いが多い人


・人前で自己紹介をすることや自分をアピールするのが苦手な人、緊張してうまく話せなくなる人



相手に共感と興味を生み出す自己紹介ができるようになる

緊張せずに、自己紹介できるようになる

うまく自分を表現して伝えられるようになる

短時間で相手と仲良くなる

そして仲間やファンやお客さんが増えて、安心して自分のやりたいことに力を注いで、いきいきと自分らしく生きられるようになる

そんなお手伝いをさせてください。



▶日時:4/10(木) 19:00-22:00



▶場所:新宿トラベラーズ・コワーキング2Fセミナールーム
(東京都 新宿区 新宿 4−3−7 新宿4丁目オフィスビル
JR東日本新宿駅南口 徒歩5分(新南口徒歩4分)



▶参加費:3000円

【早期割】3月25日までに申し込みしてくれたら上記料金より500円割引き。

【複数参加割】2人で参加で5000円(1人あたり2500円) 3人で参加で6600円(1人あたり2200円) 4人で参加で8000円(1人あたり2000円)

▶定員:12名

▶予約・お問い合わせ

こちらからお問い合わせください。

「興味はあるけど都合が合わない><」「興味はあるけど、どんなことをするのかもっと知ってから参加するか決めたい!」という方は、『共感・感動してもらえる魅力的な自己紹介をつくるのための7のレッスン』(無料)をこちらからどうぞ♪



▶特典:

・短時間で共感を生み出すための自己紹介・自己表現のポイント

・自己紹介の素材づくりのための自己対話・自己認知のポイント

・天命と天性を知るしつもんシート

・くり作の小冊子『自分の声を聴き、 ありたい自分や未来を明確化するためのしつもん集』『自分を感じる感性をひらく』

FACEBOOKグループおよびメールでの事後サポート



▶講師プロフィール

自分開き・心開き・感覚開き人”くり”です!

「自分と相手と世界を感じる感性をひらく」ことを通して、「自分と相手と世界と仲良く調和できる世界をつくる」ために活動しています!

「自分」:自己対話トレーニングやコーチングを通して、自分の声を聴き、自分の感じていることを認め、自分が本当にやりたいことに気づいてそれを仕事にして、自分をいかして自分らしく生きていけるようにします!

中2でDJを始めたり、高校卒業してフリーランスで創作活動をしていたりといわゆる”あぶれもの/変わり者”だったので、その人にとっての正しさや一般常識を押しつけらる状況に生きづらさ/息苦しさを感じていました。

でもそんな孤独な時期があったからこそ、ごまかさずに逃げずに自分と向き合い、自分の声を聴いて自分の心を感じてそれに従って動くことができ、自分にとって大切なことを大切にして、自分の道と人生をつくってこれました。

これまで自己対話ー自己分析ー自己認知を探究してきた経験を役に立てて「ひとりでも多くの人が、自分の声をよりよく聴けるようになり、自分の気持ちに従って、自分らしく輝いた人生を生きてもらいたい!」という思いで、自己対話トレーニングやコーチングをやっています。




関連記事

共感・感動してもらえる魅力的な自己紹介をつくるのための7のレッスン

出逢いと自己紹介の場でよくある8つの悩みと解決策

自分の中にある大切な想いや気持ちを開いてストーリーとして伝えてみた効果

自分と相手の心の反応を観て、感動を生み出す表現を集めることで、よりよい自己紹介をつくる

感動を生み出して心に残る自己紹介をつくろう!ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)と神話の構造を活用したストーリーをつくるための7つのステップと17の質問

答えるだけでできる!共感・感動・信頼を生み出すストーリー型自己紹介・ビジネスプロフィールをつくるための5つの質問

いろんな質問をすることで、新しい自分や自分の大切な思いと出会って、それを伝えることで他の人とも出会ってもらえると嬉しい

自分自身・自分の中心とつながって感動しながら話すことで共感し合う、そんな場をつくりたい

自分と相手のサンクチュアリ(聖域)に気づいて伝えることで、同じように聖域を観て感じて、共感と感動が生まれる

自分らしく生きるために、本当の自分を感じる・知るための5つの習慣と方法

やりたいこと・自分らしさ・天性・天命を知る9の質問

思い込みから解放されたい人のための、自分の考え方/感じ方の癖を知る10の質問